こんにちは。ペイントホームズ熊本北店です。
外壁塗装のご相談をいただく際に、「玄関まわりや軒天にある木の部分も塗装した方がよいですか?」とご質問いただくことがあります。
菊池郡や合志市周辺では、玄関の庇や軒天、破風、柱などに木材が使われている住宅も見られます。木部は外壁とは素材が異なるため、現在の状態や以前の仕上げを確認し、木材に合った方法でメンテナンスすることが大切です。
今回は、住宅のどのような場所に木部が使われているのか、塗装を検討する際に確認したい変化、下地処理や塗料選びの考え方について、実際の写真を交えてご紹介します。
この記事で分かること
- 住宅で木部が使われている主な場所
- 木部塗装を検討する際の確認ポイント
- 木部の高圧洗浄や下地処理の考え方
- 浸透タイプと造膜タイプの違い
- 外壁塗装と一緒に確認するメリット
住宅のどこが「木部」にあたるのでしょうか
住宅の外まわりには、さまざまな場所に木材が使われています。
代表的なのは、軒天、庇、破風、鼻隠し、玄関柱、ウッドデッキ、木製の外壁などです。建物によって木材が使われている範囲や仕上げ方法は異なります。

写真の住宅では、玄関まわりの軒天や庇に木材が使われています。軒下は雨が直接当たりにくい場所ですが、湿気、紫外線、風雨の吹き込みなどの影響を受けます。
同じ建物の木部でも、日当たりや雨の当たり方によって傷み方が異なるため、一か所だけでなく周囲も含めて状態を確認します。
木部は必ず塗装しなければならないのでしょうか
木材が使われているからといって、すべて同じ時期に塗装が必要になるわけではありません。
現在の塗膜や木材の状態、雨の当たり方、使用されている塗料、木目を残した仕上げか塗りつぶし仕上げかなどによって、必要な対応は変わります。
表面の色が少し薄くなっているだけの場合と、塗膜の剥がれや木材の割れが見られる場合では、必要な下地処理や塗装方法も同じではありません。
木部で確認したい主な変化
- 以前より色が薄くなっている
- 表面に細かな割れがある
- 塗膜が浮いたり剥がれたりしている
- 木材が反っている
- 触ると表面が粉っぽい
- 黒ずみやカビのような汚れがある
- 木材の一部が柔らかくなっている
木材の一部が柔らかくなっている場合や、深い割れ、腐食が疑われる場合は、塗装だけでは対応できないこともあります。その際は、傷んだ範囲や下地を確認し、補修や交換を含めて検討します。
外壁と木部の取り合いも確認します
木部を点検するときは、木材の表面だけでなく、外壁や金属部材と接する取り合い部分も確認します。

異なる材料が接する部分は、隙間や雨水の流れ、塗膜の切れ目などを確認しておきたい場所です。
写真だけでは内部の状態までは判断できませんが、表面の色の変化、割れ、剥がれ、取り合い部分の隙間などがないかを近くで確認します。
塗装で直せる状態かを先に確認します
傷みが木材の表面にとどまっている場合は、下地処理と塗装を検討できます。一方、腐食や大きな反りがある場合は、塗装前に補修や部材交換が必要になることがあります。
木部の高圧洗浄は状態を見て判断します
外壁塗装では高圧洗浄を行うことが一般的ですが、木部については、すべて同じ水圧で洗浄するわけではありません。
木材は水分を吸収しやすく、表面が傷んでいる場合には、強い水圧によって毛羽立ちや欠けが生じる可能性があります。
そのため、木材の状態や施工場所を確認し、水圧を調整して洗浄する場合、手作業で汚れを落とす場合、ケレンを中心に下地を整える場合など、適した方法を選びます。

写真のような高所にある木部は、地上から細かな状態を確認しにくい場所です。外壁塗装で足場を設置した際に、近くで確認しておくと工事内容を整理しやすくなります。
木部塗装では下地処理が仕上がりに関わります
木部塗装では、塗料を塗る前に表面を整える下地処理が重要です。
古い塗膜が浮いている場合に、その上から新しい塗料を重ねても、下にある弱い塗膜と一緒に剥がれる可能性があります。
ケレンや研磨によって浮いた塗膜、汚れ、木材表面の毛羽立ちなどを整え、必要に応じて割れや隙間を補修してから塗装へ進みます。
木部塗装の一般的な流れ
状態確認 → 汚れや古い塗膜の除去 → 研磨・ケレン → 必要な補修 → 乾燥確認 → 木部に合った塗料で塗装 → 仕上がり確認
既存の仕上げ、木材の傷み、施工場所によって工程は変わります。
木目を残す仕上げと塗りつぶす仕上げがあります
木部用塗料には、大きく分けて木材へ浸透させるタイプと、表面に塗膜をつくるタイプがあります。
| 仕上げ方 | 特徴 |
|---|---|
| 浸透タイプ | 木材へ浸透し、木目や質感を活かしやすい仕上げです。既存の状態や以前使用した材料との相性を確認します。 |
| 造膜タイプ | 木材の表面に塗膜をつくり、色を付けて仕上げます。下地の状態や塗膜の密着を確認することが重要です。 |
木目を残したい場合でも、既存塗膜や木材の傷みが大きいと、希望どおりの仕上げが難しいことがあります。
色だけで選ばず、現在の木材の状態、以前の仕上げ、塗り替え後の見え方、今後のメンテナンス方法も含めて検討します。
自分で塗装できる場所と専門業者へ相談したい場所
手が届く範囲の小さな木部であれば、ご自身で塗装を検討される方もいらっしゃいます。
ただし、塗装前には、既存塗膜の種類、木材の乾燥状態、腐食の有無、使用する塗料との相性などを確認する必要があります。
軒天、破風、庇などの高所は、脚立からの転落や無理な姿勢による事故につながるおそれがあります。足場が必要な場所や広い範囲は、安全面も含めて専門業者へ相談する方がよいでしょう。
外壁塗装と一緒に木部を確認するメリット
軒天や破風などの高い場所に木部が使われている場合、外壁塗装で足場を設置するタイミングにあわせて確認すると、建物全体の状態を整理しやすくなります。
ただし、外壁塗装と同時に工事を行えば、必ず費用が安くなると一概には言えません。木部の傷みや補修範囲によって、必要な作業や費用は変わります。
外壁、軒天、破風、雨樋などを一緒に確認し、今回施工する場所と今後でもよい場所を分けて考えることで、無理のないメンテナンス計画を立てやすくなります。
見積り時に確認したいこと
- どの木部を施工するのか
- 補修や交換が必要な場所はあるか
- 木目を残すか、塗りつぶすか
- どのような下地処理を行うか
- 塗装回数や使用する材料
- 外壁や付帯部との色の組み合わせ
菊池郡・合志市で住まいの木部が気になる方へ
木部の色あせや塗膜の剥がれが気になっても、すぐに塗装が必要なのか、補修や交換まで必要なのかは、見た目だけでは判断しにくいことがあります。
表面の状態だけでなく、木材の硬さ、割れの深さ、雨水の影響、既存塗膜などを確認したうえで、塗装で対応できる状態かを判断することが大切です。
ペイントホームズ熊本北店では、菊池郡・合志市・菊池市・熊本市・阿蘇市などを中心に、外壁塗装、屋根塗装、木部や付帯部の塗装、防水工事のご相談を承っています。
「外壁塗装と一緒に木部も確認したい」「木目を残した仕上げができるか知りたい」といった場合も、施工箇所を確認したうえで工事内容を整理します。
まとめ|木部は素材と現在の状態に合った施工が大切です
住宅の軒天や庇、玄関まわりなどに使われている木部は、紫外線、湿気、雨の吹き込みなどの影響を受けます。
塗装を検討する際は、色あせだけを見るのではなく、塗膜の剥がれ、木材の割れや反り、腐食の有無まで確認することが大切です。
木材の状態によっては塗装ではなく補修が必要になることもあります。外壁塗装と一緒に高所の木部まで確認し、今回必要な工事と今後検討できる部分を分けて考えると、メンテナンス計画を立てやすくなります。
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